ストーリー
深夜のbar に集まった男たち3人。
けれどメンバーのあと1人が待てども待てども現れない…
実は来れないのには大きな訳がある。
果たしてその大きな訳とは!?
ある特別な夜に集まった男たちが繰り広げる
ほぼ1シチュエーション、超会話型、痛快ドタバタコメディ。
深夜のbar に集まった男たち3人。
けれどメンバーのあと1人が待てども待てども現れない…
実は来れないのには大きな訳がある。
果たしてその大きな訳とは!?
ある特別な夜に集まった男たちが繰り広げる
ほぼ1シチュエーション、超会話型、痛快ドタバタコメディ。
今までの僕は、人生の中で大概の事は常に笑いに変換して生きてきました。
思い返せば、幼い頃からその資質は有った様な気がしますが、それを意図的に変換する様になったのは、地元の広島の高校を出て直ぐに飛び込んだ、ミヤコ蝶々一座での数年間の大阪生活が有ったからだと思います。
ミヤコ蝶々先生の教えである「普段から面白い事以外は喋るな」
まだ二十歳にもなってなかった僕に、この言葉はあまりにも衝撃的でした。
そして、それから今まで、蝶々先生の、このとてつもない教えをずっと心に持って生きてきたつもりです。この映画には、ミヤコ蝶々先生の教えを忠実に守って生きてきた、僕の笑いの全てのエッセンスが含まれています。
正直、僕には映画監督の才能は有りません。
今こうして、共同監督として創作活動が出来ているのは、僕の笑いを一番理解してくれている海老澤憲一が、僕の脚本と演出を映像として最高の形で具現化してくれているからです。なので、僕は自分の事を映画監督だとは思っておりません、監督は海老さんで、しいて言うなら僕は、ただの笑わせ屋です。
この28 分の作品が、観た人の心の中で、実際の時間より長く感じるのか、それとも短く感じるのか、笑わせ屋の僕としては其処だけが勝負です。
あい、から始まり、わをんで終わる、日本語の言葉の力を信じて台本を書き上げ、それを元に最強のスタッフと 最高のキャストで集まり、皆で思いっきり力を合わせて完成した映画『 Bourbon Talk 』それでは皆様、準備は良いですか?
どうぞ最後まで、ニヤニヤしながらご覧ください。
今回が初めての短編「映画」の挑戦となりました。
46 ページの台本が届いた時に「何とか1日で撮影できるよなあ…」というぐらい知識が無かったのです(当初、技術スタッフは心配していました)。シーンを長撮影できたのも沖さんの言葉の力です。役者のみんなは事前に集まって舞台のようにリハーサルをし、長い台詞を完璧に 自分のものにしてくれました。この笑いを、真面目に、格好良く撮り、そこに違和感を持たせるということに注力しました。みんなの力でひとつの素敵な作品ができ、大きな一歩を踏み出しました。編集をしながらひとりでクスクス笑っていた様に、みなさんも笑って頂けたら嬉しいです。